iPadの販売予約受け付けが始まった5月10日の群馬県内の状況について、ビックカメラ高崎東口店(高崎市栄、TEL 027-327-2111)、LABI1高崎(同、TEL 027-345-8811)の担当者に聞いた。
ビックカメラ高崎東口店副店長の宮崎さんは「iPad発表、予約開始日発表と段階を経るごとに問い合せが増えた。予約開始当日は開店前に並ぶ人が出たが、今のところiPhoneほどの騒ぎにはなっていない」としながらも、「予約の客足が途切れることがない(15時段階)」という。
LABI1高崎PCコーナー長の加藤さんは「開店前から並んだ人を含め多く人が来店し、受け付け業務が途切れることがなかった。申し込みは15時の段階で80~100程度になっている。iPadの発売を楽しみにしている人が多いと感じた」と話す。
両店とも30~40歳前後の男性客が最も多かったが、40歳代、50歳代の女性、高齢の男性など年代層は幅広かったようだ。
LABI1高崎は2008年7月、ビックカメラ高崎東口店から約200メートルの場所に出店した。「LABI1さんの出店からしばらくの間、前橋や伊勢崎など広範囲からの来店があった。今は少し落ち着いた感があるが、両方の店舗で価格を確認してから買うお客さまが増えている」(宮崎さん)という。
ビックカメラ高崎東口店はLABI1高崎開店後も、「下見をするお客さまもいるので」(同)と駐車場を無料で提供している。一方のLABI1高崎も2,000円以上で1時間のサービスだった駐車場料金を昨年春、「1円以上で1時間無料」に変更した。
iPadの取り扱いは群馬県内4店舗に限られることから、「iPhoneの時ほどではないが、今まで当店を利用したことのない人も来店のきっかけになる可能性がある」(宮崎さん)、「予約受け付けだけでこれだけ反応があったので、これからが楽しみ」(加藤さん)と期待を寄せる。