セブン-イレブン・ジャパン(本社=東京都千代田区)は3月16日、群馬県産のイチゴ「やよいひめ」を使ったサンドイッチとスイーツの販売を開始した。
「やよいひめ」は「とねほっぺ」と「とちおとめ」から作られた新品種で、群馬県が品種登録を行い、2005年1月に育成者権を取得した。甘みと酸味のバランスがよく果実が大きく日持ちがいいのが特徴で、収穫期は「とちおとめ」などより遅く、市場に出回るのは早いもので1月ごろから。
セブン-イレブン・ジャパンは群馬県と地域活性化包括連携協定を締結しており、地産地消メニューの開発・販売に積極的に取り組んでいる。
今回は昨年に続いて登場する「やよいひめいちごサンド」(290円)に、新商品「やよいひめのいちごミルクシュー」(150円)、「やよいひめのカップショートケーキ」(260円)を加え、群馬県内の354店舗で販売する。
「やよいひめいちごサンド」は昨年、前年に販売した「いちごサンド」の3倍の売れ行きを記録した。今回はホイップクリームとカスタードクリームの品質を上げ、更なる記録に挑戦する。
群馬県の担当者は「群馬で育てた群馬の品種『やよいひめ』のスイーツを群馬県民に味わってもらい、『やよいひめ』のブランドを確立したい」と話している。